◎農交ネットとは?

わたしたち、農業交流ネットワーク…通称「農交ネット」は、なかなか直接触れることのできない「農業」をこの手で体験したい、と思っている人が集まる場です。畑に行くと、本当にいろいろなものが得られます。知識はもちろん、農家さんとのつながりや有意義な時間だって。それらはふだんの大学生活じゃ得られない、かけがえのないものばかりです。
活動の報告は主にブログでしています。FacebookやTwitterもあります、リンクからぜひどうぞ。

◎週末農家訪問

活動場所は主に「農家」です。週末に自転車をとばして農家さんのもとへ。ある時は電車で、バスで、レンタカーで…。2,3人かそれ以上で行くことが多いですが、1人で自由気ままにいくのもなかなかいいものです。農家に到着して、挨拶をして、農家さんと一緒に作業をします。農作物や農業のことをいっぱい学べ、さらに世間話などいろいろな話をして農家さんと仲良くなれます。何度も通っているうちに、農作業の時間がお悩み相談室になることもしばしば。恋バナに花が咲くことも・・・!
時には観光に連れていってもらったり、ご近所さんと喋ったりすることも。ただの観光じゃ知ることのない、本当の農村の美しさや暮らしに触れられます。もちろん、過疎などの厳しい現実を垣間見ることも少なくありません。けれど、どれも足を運んでみないとわからないことばっかりです。
そして、「畑」は本当に気軽に足を運べる場所になります。畑仕事は不思議なくらい気持ちがいい。天気が良ければなおさら。人間以外のいきものが集い、ざわざわと絶えず動き続ける場所。ちっぽけなことなんか忘れてしまうでしょう。何だか、気分がすっきりするんですよね。

◎いろんな活動

農家さん訪問以外にもいろいろな活動があります。大学の学祭(通称:北部祭)での出店や、年に数回ある農家さんやOBOGと現役生が集うBBQや宴会など…。ここ数年は、京都の上賀茂の農家さんで、農交ネット創立時から交流のある田鶴さんに畑の一部をお借りして、賀茂なすや聖護院大根など京野菜をはじめ、色々な野菜を作らせてもらっています。土づくりから販売まで、ぜんぶ自分たちの手で行うことで、また違った観点から畑や農家さんを見つめることができます。

◎ミーティング

週火曜日、京都大学農学部W100講義室前の自習室でPM6:30からミーティングを行っています。先週どこへ行って何をしたか?今週はどこへ行こうか?何をしようか?なんて報告会みたいなものなので、気軽に寄ってみてください◎ ミーティングの後は、皆でごはんを食べに行きます。

◎メーリングリスト

他のサークルや部活との掛け持ちが多い農交ネット。なかなか火曜のミーティングに来れない人もいるかもしれません。そこで農交ネットではメンバー全員にメーリングリストを使って情報を発信しています。 ミーティング報告、週末の予定、長期休暇中の遠方農家訪問の誘いなど、いろいろな情報をEメールで流しています。もちろんメンバー各自が情報を発信することも可能です。なので、回生に関わらず参加しやすくなっています。学部1回生から院生までメンバーが幅広いのが自慢です!

◎農交ネットの魅力

1.実際の農業を体験することができる
本や講義で勉強するだけではなく、体を動かし、体験することが重要です。
2.農家の立場から農を考えることができる
様々な工夫をしながら頑張っている農家さんと交流し、生の声を聞くことで農業に対する理解が深まります。
3.本物の味を知ることができる
農交ネットがお世話になっているのは、こだわりの農家ばかり。京野菜をはじめ、各地で作られている非常においしい野菜・漬物・果物を、農家さんのこだわりの食べ方でいただくことができます。お金じゃ代えられない、ほんもののおいしさを知る大切なきっかけです。
4.全国各地に遊びに行ける
農交ネットに入らなければ、生涯行くことのなかったかもしれない土地を訪ねることができます。狭いと思っていた日本が広いことに気づくでしょう。